綺麗な歯の条件について
綺麗な歯というと、白い歯、良い歯並びの歯などを連想するかもしれません。
しかし、実際には『綺麗な歯』というものには、ちゃんとした基準があるのです。
色、歯並び、サイズ、形、顔・リップラインとのバランスなどによる基準なのですが、ここではそれについて少し記しましょう。
例えば歯の形。
これは顔の輪郭に似た形をしていると、顔全体とバランスがとれるので違和感を覚えることがないため美しいとされています。
そして、前歯。
顔の中心にラインを引いた時、これに対して垂直であること。左右対称であること。
更に、中心の前歯2本を合わせて縦1:横1.616というサイズであることです。
また、前歯から犬歯を結んでいるラインをスマイルラインといい、笑った時に見える部分なのですが、これが唇のラインに沿って弧を描く状態であること。
前歯の先に関しては、下唇の内側の粘膜と皮膚の境あたりに触れるか触れないか程度の長さであること。
これらも綺麗な歯の条件なのです。
他にも、歯の質感なども重要です。
透明感があること。艶があること。つるりとした質感であることなどが条件です。
また、歯そのものだけでなく歯肉や口元も重要なポイントです。
歯肉の色はピンク。きゅっと引き締まっていて、前歯2本?犬歯の歯肉上部を結んだ場合、ゆったりとした弧を描いていて、かつ左右対称であることで美しいと言えるでしょう。
他にも、笑った時に左右の口角がバランスよく上がると笑顔が美しく見えます。
歪み、たるみ、しわなどがないと、もっと綺麗でしょう。
綺麗な歯と言っても条件がとても厳しく、綺麗な笑顔まで手に入れようとすると相当難しいかもしれません。
しかし、何も全て揃っている必要はありません。
一部分でもあてはまるものがあれば、自分なりの綺麗さを表現することができるのです。
そのためにも、まず鏡の前でこれらをチェックしてみるのがいいのではないでしょうか。
自分の歯、歯茎、口元などを気にかけることが第一歩かもしれません。
尚、もしも気になることがあるのなら、歯科医へ行って診断してもらうといいでしょう。