院長・歯科衛生士が『歯周治療セミナー』の勉強会に参加するため
7月11日(土)は診療がお休みとなります。
当医院では最新の “スウェーデン式歯周治療” を患者さんに受けていただくために
常に最新の情報をアップデートするため勉強会に参加しております。
ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解とご協力の程お願い申し上げます。
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連日のTVニュースでは、新型コロナウイルスによる肺炎の事が報道されています。
感染症対策として、3密(換気の悪い密閉空間、人の密集する場所、近距離での密接な会話)を避け、
マスク・うがい・手洗いなどの重要性が報道されていますね。
しかし、栄養については報道されません。今回は感染症予防としてどんな栄養素を摂取するべきかお伝えします。
□感染症と栄養の関係性
栄養不良の状態では免疫機能が低下するため、感染症にかかりやすくなります。
もし、感染症にかかった際も重症化しやすく、治療期間の長期化、合併症が生じやすくなります。
一方、多くの感染症は食欲低下や消化不良の原因となり、軽度の栄養不良をより重症化させ、さらに新たな感染症にかかりやすくします。
このように、栄養不良と感染症は、お互いをさらに悪化させる悪循環を引き起こします。
免疫学の進歩により、栄養と感染症の関係が急速に明らかになっています。
最近では、ビタミンD、亜鉛などの免疫調整作用、感染者に対する作用が明確になり始め、それらの欠乏が感染症の罹患リスクにつながっている可能性が示唆されています。
■粘膜の強化にはビタミンD・ビタミンA・亜鉛
ウイルスが上気道の粘膜に付着した時、粘膜が粘液でしっかり覆われておくことが重要です。
この粘膜はムチンというネバネバした水を多く含むタンパク質でできています。
ムチンがしっかりと粘膜面を覆っていれば、インフルエンザやコロナ、ウイルスだけでなく花粉だってムチンとともに排出してしまうので感染症を防ぐことができます。
■局所炎症にはビタミンC
ウイルスの侵入を許し感染が成立するとき、まず局所で炎症が生じます。熱がでる前に喉が痛くなったりする時期のことです。
この時に最も大切な栄養素がビタミンCです。全身の免疫細胞が喉などの炎症部位に総動員されることになるのですが
そこでビタミンCが必須の栄養素。一刻を争う状況なので十分なビタミンCがないと局所の炎症が全身にまわり、
関節痛や発熱が生じてしまいます。
ウイルスに負けない身体づくりをし、自分の身体を守っていきましょう!
“ビタミンCはコロナウイルスから体を守る” という記事が発表されました。
記事の中では、体の抗酸化能力及び免疫力を最大化しておくことが、予防や症状軽減のために重要であるとして、下記の栄養療法を推奨しています。
・ビタミンC 3,000mg/日(分服)
・ビタミンD3 2,000IU/日(1日5,000IUで開始、2週間後から2,000IU/日に減量)
・マグネシウム 400mg/日
・亜鉛 20mg/日
オーソモレキュラーとは分子(栄養素)で体を整える医学という意味です。
3食の食事で、体に必要な栄養素を確保することはできません。
サプリメントで栄養を補給してあげることが健康を維持する為に必要です。
摂取した栄養素がしっかりと細胞まで届くことが重要です。
ビタミンCは水溶性なので熱に弱く、食べ物で摂取しようとしても調理する過程で栄養素がなくなってしまいます。
なので、ビタミンCは「リポソーム化」されているものをおすすめしています。
まりデンでも取り扱いをしている“リポC”こと『リポカプセルビタミンC』ですが、99%体に吸収されます。
ご自身の免疫力をUPし、ウイルスに負けない体作りをしていきましょう!!
ポリリン酸ナトリウムはリン酸の化合物で”ポリ”は重合体の意味を指します。
リン酸は人体のDNAを構成する物質で、体内に元々存在する成分なんですね。
体内のミネラルの中ではカルシウムに次いで多い成分で、骨や歯の形成などにも関わる成分とされています。
ちなみにポリリン酸ナトリウムは、変色防止などのために食品添加物などにも使用されている成分です。
1.歯の表面を白くする効果
歯科医によるホワイトニングでも使用されるポリリン酸ナトリウムですが、歯の内部を白くするのは過酸化水素の働きによるもので、ポリリン酸ナトリウムの成分が有効なのは歯の表面のみとなります。
2.ポリリンコーティング効果
歯の表面にのみ作用する成分ではありますが、その効果はとても高く、着色汚れが付きづらくなるコーティング作用もあると言われています。
そのため、ポリリン酸ナトリウム配合の歯磨き粉の使用を習慣づける事で、タバコによるヤニ汚れや着色成分の強い飲食物(コーヒー、紅茶、赤ワイン等)による着色汚れをリアルタイムに落としてコーティングする事で、歯の白さを維持出来るためとても有効であると言えます。
ポリリン酸のジェルはまりデンスタッフも愛用しています♪
ぜひ、お問い合わせくださいね。
こんにちは
まりデンタルクリニックの山崎です。
現在、新型コロナウイルスが流行っていますね。
まりデンタルクリニックでは来院して頂いた患者さんへご協力をお願いしております。
1プッシュアルコール消毒を手に取り、手にムラがないように両手になじませます。
乾くまで、念入りにすりこんでくださいね。
治療に入る前にポイックウォーターという機能水でうがいをしていただいています。
純度の高い水と高度に精製された塩を電気分解してできた水です。その中には、人間の血液中にある免疫成分の「次亜塩素酸(HOCL)」という成分が含まれています。
新型コロナウイルス・インフルエンザ・肝炎・黄色ブドウ球菌など、ほとんどのウィルスや細菌を瞬時に殺菌できるといわれている機能水です。
ポイックウォーター
感染予防対策をしっかりと行い、自分の身体を守りましょう!
こんにちは
まりデンタルクリニックの山﨑です(^^♪
今年の1月から、セレック(CAD/CAM)が導入しました。
導入したては、なかなかスムーズに使いこなすことができなかったのですが
ようやくこの機械とも仲良くできるようになってきました♪笑
最近では、過去に治療した銀歯を白い詰め物・被せ物へ変えたいという患者さんが多くいらっしゃいます。
当医院では、院内で白い詰め物・被せものを作成しているので
・仕事の都合でなかなか治療日を予約できない
・1日で治療を終えたい
という方にも対応しています♪
はじめてこちらをご覧になり、料金の事などが気になる方は初診時のカウンセリングでご相談頂けます。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい(^^)/
山﨑
こんにちは
まりデンタルクリニックの山﨑です。
みなさんアーユルヴェーダはご存知でしょうか?
最近、テレビや雑誌などで取り上げられているのをよく目にします。
でも、なぜ歯医者でアーユルヴェーダ?と思いますよね。
まりデンタルクリニックでは”ここち良い身体づくり・ここちよい空間づくり”をモットーに患者さんが元気に健康になって頂けるお手伝いをしたいと考えています。
アーユス(生命・寿命・生存)と、ヴェーダ(真理・正しい知識)という2つの言葉から成っています。
「生命の科学」「生活の知恵」というような意味になります。
日本でいう”おばあちゃんの知恵袋”のようなものですね♪
世界3大医学の1つであり、インドで生まれた約5000年以上の歴史を持つ世界最古の伝統医学です。
中国の漢方と同様、世界健康保険機構(WHO)によって公式に承認されています。
西洋医学…病気の症状を取り除く治療医学である
アーユルヴェーダ…より健康に、長寿や若さを保つことを目的とした予防医学である
アーユルヴェーダは肉体・心・精神の調和を重視した医学なのです。
私たち、まりデンスタッフはお口の中を健康にするのは勿論、身体・心・精神など
お口の中以外からも患者さんが健康になれるようアプローチしていきたいと考えています。
心も身体も健康であれば、お口の中も健康な状態に繋がります♪
5月14日~22日の10日間、現地インドへ研修へ行って参ります!
インプラントは『第二の永久歯』とも呼ばれている人口歯であり、従来の入れ歯やブリッジよりも優れた審美性を誇るものでもあります。
自分の歯(天然歯)であれば、虫歯や歯周病にならない限り、酸素と栄養を神経から供給されるため生涯、使い続けることができます。
では、インプラントの耐用年数はどの程度なのでしょうか?
従来の入れ歯やブリッジといった人口歯と合わせて記しましょう。
尚、利便性、耐久性、審美性などを総合的に考慮すると、従来の人工歯よりもインプラントが優れていると思いますが、それもメンテナンスを怠らずにプラークコントロールができてのことです。
治療後は何も努力をしなくてもいいというわけではないので注意が必要です。
【インプラントの寿命について】
先ず、インプラントは平均して10年後に約90%が残存しているというデータがあります。臨床によっては30?50年も維持されているという報告もあるくらいです。
『インプラントをダメにしてしまう理由』
◆インプラント周囲炎
インプラントも天然歯と同じように細菌感染することがあります。
これはプラークコントロールが上手くいっていないせいであり、それが理由でインプラント周囲炎を起こしてしまうのです。
問題なのは自覚症状が殆どないことです。
症状が進むと歯肉から出血するようになり、歯肉が腫れてきて、インプラントがグラグラするようになってしまいます。
そして、ポロッと取れてしまうということになるので要注意です。
◆インプラント本体、及びネジの破損
稀なケースではありますが、インプラントが歯折することがあります。
他にも、インプラントと人口歯を連結しているアバットメントのネジの緩みや破損といったことも起こる可能性があります。
【入れ歯の寿命について】
入れ歯は3?5年程度で再治療を行う必要が出て来ると考えられています。
『入れ歯をダメにする理由』
◆入れ歯が損耗する
入れ歯を使用し続けることにより、床が破損したり、噛み合せ部分がすり減ったりしてしまいます。
◆歯茎、顎の骨が変化する
加齢などの理由から歯茎、顎の骨といった部分が痩せてきてしまいます。
そうなると入れ歯が合わないということになってしまうのです。
【ブリッジの寿命について】
セルフケアや歯科医院へ来院してのケアを怠らなければ、10年以上使用し続けられる可能性が高いと考えられています。
『ブリッジをダメにする理由』
◆虫歯、歯周病
虫歯、歯周病といった口内の症状は土台の歯に悪影響を与えることがあります。
そうなると、ブリッジを存続させることが困難になってしまいます。
■インプラント治療を受けた人の意見
以前は入れ歯やブリッジといった選択肢が主流でしたが、今ではインプラント治療を受ける人も増加してきました。
インプラントは、顎の骨に土台を埋め込み、その上に歯を固定する方法のため、天然歯(自分の歯)とあまり変わらない見た目や強度になるのが利点です。
しっかり物が噛めるため、食事にそれほど困ることもないと思います。
また、インプラントはチタン製であるため、機能は半永久的に保持されます。
10年後の保持率も95%と高く、虫歯にもなりません。
ただ、デメリットがないわけでもありません。
先ず、保持のためには毎日の歯磨きをおろそかにしないといったセルフケアや、定期的に歯科医で歯垢除去のクリーニングをしてもらうなどの専門によるメンテナンスも必要です。
これは、インプラントが虫歯になることはなくても歯周病になる可能性はあるからです。
これらのケアをおろそかにすると、骨がやせてインプラントが抜けてしまうということもありますので、治療すれば後は何も努力しなくていいということではありません。
また、健康保険が適用され難いため、1本で30?50万円程度の費用がかかるのも難点でしょう。ここでは少しですが、インプラント治療を受けた人の意見を記しましょう。
◆「インプラントは施術が必要なので不安がありましたが、時間はかからず、思っていたよりも痛くなかったことに驚きました」
◆「施術の前にちゃんとした説明を受けることができたことで、施術に不安がありませんでした」
◆「入れ歯のように取り外す必要がなく、違和感や異物感もないので快適に過ごしています」
◆「自分の歯と変わらない感覚で噛めるし、硬いものを気にする必要もないので食事が楽しくなりました」
◆「インプラントは味覚を損なうことがないので、食べる楽しみが戻ってきた感じがします」
◆「見た目が綺麗なので人と話しても気にすることがなく、会話を楽しめます」
◆「入れ歯で悩んでいましたが、インプラントにして何の不満もなくなりました。満足の生活をおくっています」
◆「インプラントにして、人生が楽しくなりました」
インプラントは、口内の健康は日常生活にも大きく関わるものなので、治療したことを良かったと思う人が多いようです。
歯がグラグラして最終的には抜けてしまう歯周病は、成人の多くが患っている炎症性の病気です。影響は口腔(こうくう)内にとどまることはなく、これまでの研究から、肝臓病や心臓病、糖尿病など全身の疾患とも密接に関係していることが分かってきました。
★歯周病って何?
歯周病とは、歯と歯茎の間に細菌の塊である歯垢(しこう)や歯石がたまり、細菌感染を引き起こし歯の周りに炎症が起こる病気です。初期は歯茎が腫れる歯肉炎に留まっていますが、放置すると歯を支える骨が破壊される歯周炎へと進行していきます。
★80%の人が歯周病
軽い症状まで含めると日本人の成人の約8割が歯周病にかかっていると言われます。歯周病が最も怖いのは自覚症状がないまま進行し、放置すると歯が抜け落ち、さらにその影響は全身に及ぶ点にあります。
★全身へ 口の中に留まらない歯周病菌
歯周病と関連があるとされる病気として知られているものに「糖尿病」があります。この病気は血糖を下げるホルモンのインスリンがうまく働かなくなったり足りなくなったりすることで発症します。
歯周病菌から出される毒素が血管内に入ると、炎症性物質がつくられインスリンができにくくなり、血糖値が上がることも分かっています。さらに、糖尿病患者は病原体などから身を守る免疫の働きが低下しており、炎症による組織の破壊が進みやすく、歯周病が重症化するリスクは1.5?3倍程度高くなります。
他にも、筋梗塞などにつながる動脈硬化、慢性腎臓病、誤嚥(ごえん)性肺炎などとの関連も指摘されています。
口の病気だと甘く見ずに、しっかり治療することが他の病気を防ぐことにつながります。
★歯周病を治療すれば、全身疾患の症状改善に
これまでの研究から、歯周病は肝臓病や心臓病、糖尿病など全身の疾患とも密接に関係していることが分かってきました。歯周病を治療すれば、こうした全身疾患の症状改善にもつながるのです。
歯周病治せば肝炎・糖尿病も改善 全身疾患と関連 解明進む
日経新聞電子版に詳しく書かれています、詳しくはコチラ
★歯みがきしてるのに、どうして歯周病に?
歯磨きが上手な方でも、歯ブラシだけで100%歯垢を取り除くのは難しく、歯ブラシとデンタルフロス両方をしっかり使えたとして、80?85%ほどと言われています。
歯の表面には、小さな窪みがあり、この窪みには歯ブラシの毛先は届きません。また、歯と歯の間は、デンタルフロスを上手に使わなければ歯垢は残ります。
歯と歯肉の境目にも、歯ブラシの毛先が届かない場所があります。歯を十分に磨けていないと歯と歯茎の間に歯垢がたまってしまう。その結果、歯と歯茎の間の溝である「歯周ポケット」が深くなって、さらに歯垢がたまり、炎症が拡大していきます。
最終的には歯を支える土台である歯槽骨が破壊され、歯が抜け落ちる事態を招きます。ひどい歯周病になると歯周病菌により炎症を起こした部分の面積を足し合わせると、「手のひらほどの大きさになる」と東京都健康長寿医療センター研究所の平野浩彦専門副部長は話します。
炎症は、傷が口の中にあるような状態です。手などカラダの一部をケガした場合は、通常手当をしますがお口の中だと、ほったらかし、傷口が開いたままになった状態で菌が血液に入り込み全身をまわるのです。考えてみるとゾっとしませんか?
また、近年普及している人工歯根(インプラント)を埋め込む治療でも「インプラント周囲炎」という症状が出ることがあります。これは歯周病と同じく歯垢や歯石などが原因で起こる細菌感染による炎症です。
「歯周病は一生つきあう病気と考えるべきだ」と専門家は口をそろえています。
★★歯のクリーニングを受けましょう
同じ個所が磨き残しになることが多いと、歯周病が発生してしまいます。(歯周ポケット内に入り込んだ細菌も、4mm以上の深さでは、歯ブラシも歯間ブラシも届かず、取り除けません。歯石も、歯ブラシだけでは取れません)
歯科医院では、自宅でのセルフケアでは取り除けなかった歯垢や歯石、バイオフィルム(細菌の塊)を歯科衛生士がケア(PMTC)を行い、口腔内の環境を整え、虫歯や歯周病を防ぐことをお手伝いしています。
※PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略。専門家が高度な技術を使い、歯を掃除してキレイにするという意味です。
細菌がたくさんいるのような状態の口の中で1本、2本と治療を行っても、その原因を改善しなければ、また違う歯が悪くなってしまします。
当院の予防歯科
「予防歯科」のゴールは治療することではなく、口・歯が晩年になってもしっかり残り、美味しく食事がとれ、元気に過ごしていただくことです。そのためにもリスクを把握し、一人ひとりのリスクに応じたケアを定期的なクリーニングを行うことが大切になってきます。
トラブルが起こる前に、虫歯や歯周病の原因となる細菌をきれいにクリーニングし、食生活を気をつけ、正しい歯磨きを心がければ、いつまでも健康な歯と歯ぐきを保つことができます。
普通に生活していると虫歯や歯周病が進行しない限りは永久歯を失うということは少ないと思います。けれども、不運なことに転倒して失ってしまうという可能性はあります。特に子供は走り回ったりするものですから、ぶつけたり、転んでしまい永久歯が根元から抜けてしまうということも決して少なくはないと思います。
急に永久歯が抜けた場合はどうするといいでしょうか。それについて記しますので参考にしてほしいと思います。
★抜けた歯を5から10秒ほど綺麗な水でながす(洗いすぎない)
★歯を洗う際に強くこすらない(根元にある細胞をキープする)
★乾燥させない(口にふくむor牛乳に入れる)
★すぐ歯科医院に行く
先ず始めに口内に砂利が入っている可能性がある場合は、綺麗な水でゆすいで吐き出してください。
そして、出血がある場合はガーゼなどで、その箇所をかるく押さえておきます。
次に、抜けた歯を直ぐに回収し、5から10秒ほど綺麗な水で汚れを落としてください。
ただし、洗い過ぎないように注意が必要です。それから、抜けた歯が乾かないようにするため口内にその歯を入れておきましょう。唾液によって乾燥を防ぐことが出来ます。もし牛乳があるようなら、そこに抜けた歯を浸して保存するようにします。それからなるべく早く抜けた永久歯を持って歯科医へ行きましょう。
抜けてから1から2時間以内に歯科医へ行ければ、抜けた場所に歯を戻し、以前のように戻せる可能性があります。これは、抜けた歯の根に存在する細胞が無事なら、元の場所に戻すことで骨と結合してくれるからです。
しかし、抜けた時点で歯を洗い過ぎていたり、水分が乾いてしまっていたりすると細胞が滅してしまうことがあります。そうなると元に戻せないので、乾燥も洗い過ぎも良くないのです。
また、抜けた歯を汚れた状態で抜けたところに戻すことは絶対にいけません。歯に汚れが付着している場合、細菌感染を起こす可能性があるからです。
とにかく、歯が抜けた場合は歯を直ぐに拾って水で10秒弱ほど洗います。
そして、その歯が乾燥しないように口内に入れる、牛乳に浸すなどして保存し、歯科医へ直ぐに行きましょう。(牛乳があれば洗わなくても良い場合も)
万が一、抜けた歯を戻せない場合はブリッジやインプラントでカバーすることになると思います。乳歯が抜けると永久歯が生えて来るわけですが、永久歯が抜けると次の歯は生えて来ないため、永久歯は大事にしないといけません。
抜けていなくても永久歯がグラついてしまった場合は、すぐ歯科医院に行きましょう!いわいる神経にダメージがあると、のちのち根管治療や抜歯が必要になる場合もあります。
【インプラント治療ができない年齢】
基本的に未成年者は対象外となります。個人差も影響しますが18歳や19歳でも顎の骨が成長し続けている場合があるためです。そういう時に治療をすると歯並びなどに悪影響が出る可能性があるので、インプラントは受けられません。特に男性は女性よりも成長が遅いので、下顎の骨形成に時間がかかる傾向があります。そのため殆どの場合、未成年で歯を失と入れ歯、仮歯で補うことになります。
【インプラント治療の適齢期】
医学的な適齢期というものは存在しません。未成年者は無理ですが、それ以後は治療できる状態なら年齢に制限はありません。ただし、インプラントは入れ歯などに比べて自分の歯に近づけることをメリットにしている治療方法ですので、人前で話したり笑ったりすることが多い年代や、美味しく食事がしたいといった欲求が高い年代が適齢期と呼べるかもしれません。加えて、歯の欠損が増える、目立つといったことを考えると、40?70代くらいが実際には多いように思います。
【高齢者とインプラント治療】
インプラント治療において年齢の上限はないと考えられていますが、外科手術を伴う治療法なので、それに耐えられる健康状態を保持していること、日々のセルフケアを行っていけること、医師の話がちゃんと理解できるといった条件が付加されます。
ただし、年齢上限がないとはいえ、高齢になるほどリスクが高くなるというのも確かです。個人差があるのですが、高齢になるにつれて代謝や治癒能力というものは低下していきます。そのため、治療中、治療後にトラブルを起こしやすいのです。更に薬を服用している人も多くなりますし、過去に既往歴があるケースが増えるので、やはり注意が必要になります。
このようにインプラント治療は、従来の治療法よりも優れた点の多いものですが、難点として歯周病、糖尿病、喫煙習慣といった既往歴が影響して治療できないといったケースがあります。そして、治療に適さないということで年齢による制限もあるのです。